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Author Archives: tsubokawa

「食生活が歯に与える影響」意外な落とし穴と対策

「食生活が歯に与える影響」意外な落とし穴と対策

こんにちは!
湘南で口の中を守りたい気持ちNo.1の湘南予防・歯科室です

「食生活が歯に与える影響」意外な落とし穴と対策

毎日の食生活、実は歯の健康に大きく関わっていることをご存じですか?
むし歯や歯周病などを予防するには、適切な食習慣を知ることが欠かせません。
「甘いもの」を食べた時だけ歯が溶けるわけではなく、糖質であればどんなものであっても
むし歯菌が利用して歯を溶かすことがあるのです。
今回は、食生活が歯に与える影響と、その対策をわかりやすく解説します。

目次

  1. 1. 食生活と歯の関係とは?
  2. 2. 甘いものだけじゃない!糖質全般に注意
  3. 3. 意外な落とし穴:酸性食品の影響
  4. 4. 間食のとり方を見直そう
  5. 5. バランスの良い食事と唾液パワー
  6. 6. まとめ

内容

1. 食生活と歯の関係とは?

食べ物や飲み物を口にすると、が発生して歯の表面が溶けかける(脱灰)状態になります。
しかし、唾液の力によって再石灰化が起こり、歯は自然に修復される仕組みを持っているんです。
問題は、「脱灰の時間」が長すぎると歯が溶けたまま進行してしまうこと。
食習慣によっては、むし歯や歯周病リスクが高まる原因となります。

2. 甘いものだけじゃない!糖質全般に注意

甘いお菓子やジュースが歯を溶かすイメージは強いですよね。
しかし、「糖質」であれば何でも、むし歯菌のエサになります。
たとえば、牛乳やご飯など、いわゆる「甘くない」ものでも
糖質が含まれていれば、口の中を溶けやすい状態に導く可能性があります。
唾液検査では、「食生活のタイミング」「糖質摂取の頻度」をチェックして、
いつ・どれくらい糖質をとっているかを把握することで、むし歯リスクを低減させるのです。

3. 意外な落とし穴:酸性食品の影響

「甘いもの=むし歯の原因」はよく知られていますが、酸性の強い飲食物にも要注意。
炭酸飲料・スポーツドリンク・柑橘類などを頻繁に摂取すると、歯の表面が酸で溶けやすい状態が続き、
エナメル質が弱る“酸蝕症(さんしょくしょう)”を引き起こすことも。
酸味のあるものを取った後は、うがい水を飲むだけでも、口の中の酸を洗い流す効果があります。

4. 間食のとり方を見直そう

食事や間食の回数が多いと、酸性状態が長く続くことになります。
例えば、こまめにおやつをつまんだり、甘い飲み物をダラダラ飲んだりしていると、唾液の再石灰化が十分に追いつかないのです。

  • 間食回数を減らす
  • 甘い飲み物は一度に飲み切る(長時間チビチビ飲まない)
  • 間食後にはうがいや歯磨き

こうしたポイントを押さえて、むし歯リスクを下げましょう。

5. バランスの良い食事と唾液パワー

歯を構成するカルシウムやリン、
再石灰化を促進する唾液の分泌をスムーズにするタンパク質など、栄養バランスが大切です。
硬めの食材(野菜や海藻など)をよく噛むことで、唾液の分泌も促されて歯や歯茎に刺激を与えます。
結果、自然なクリーニング効果歯肉の活性化にもつながります。

また、糖質の摂り方を工夫し、タイミングや頻度を意識することで、むし歯のリスクを抑え
唾液がもつパワー(緩衝能・自浄作用・免疫作用)を最大限に活かすことができます。

6. まとめ

食生活が歯に与える影響は、甘いお菓子だけが原因とは限りません。
牛乳やご飯などの「甘く感じない糖質」も、むし歯菌のエサになることがあります。
さらに酸性食品や間食の頻度、食べ方・飲み方のタイミングにも注意が必要です。
その対策として、間食回数を減らす・水やうがいを活用する・バランスの良い食事などを心がけてみましょう。
湘南予防・歯科室では、一人ひとりの食習慣や唾液検査の結果をもとに、最適な予防アドバイスを行っています。
ぜひ、お気軽にご相談くださいね。

湘南予防・歯科室 院長 坪川 正樹

寒川の歯医者|湘南予防歯科室

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7月のお知らせ

今月の火曜大人診療日は8日です。

また、4日(金)午前、26日(土)午後、30日(水)は臨時休業です。

ご不便おかけしますが、よろしくお願いいたします。

寒川の歯医者|湘南予防歯科室

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メインテナンスで何をチェックしているの?その目的を解説

メインテナンスで何をチェックしているの?その目的を解説こんにちは!
湘南で口の中を守りたい気持ちNo.1の湘南予防・歯科室です

「定期検診=お掃除に行く」というイメージをお持ちの方は多いですよね。
ですが、予防歯科を専門とする医院では、ただ歯をキレイにすることだけが目的ではありません。
実は、その人の弱い部分(リスク部位)を徹底的に管理するための場が、メインテナンスなのです。
今回は、その“メインテナンス”の本当の目的やチェック内容についてご紹介します。

目次

  1. 1. メインテナンスの本質は「リスク管理」
  2. 2. 具体的にどんなリスクをチェック?
  3. 3. メインテナンスでの“お掃除”の意味
  4. 4. メインテナンスで得られるメリット
  5. 5. まとめ

内容

1. メインテナンスの本質は「リスク管理」

一般的に「定期検診=お掃除」と思われがちですが、
予防歯科では“その人がどこにリスクを抱えているか”を把握し、
その部分の状態を継続的にチェック・管理することを目的としています。
歯をきれいにするのは副次的なもので、むし歯や歯周病といったトラブルを未然に防ぐための
“リスク管理”こそがメインテナンスの本質なんです。

2. 具体的にどんなリスクをチェック?

  • むし歯リスク
    歯と歯の間・詰め物の周囲・歯肉との境目など、むし歯ができやすいポイントを観察します。
  • 歯周病リスク
    歯茎の状態やポケットの深さ、歯肉からの出血などを確認し、進行度をチェックします。
  • 噛み合わせの問題
    歯ぎしりや食いしばりの痕跡がないか、顎の関節に無理がかかっていないかなどを検査します。

こうした「リスク部位」を明確にして、継続的に対策をするのがメインテナンスの役割です。

3. メインテナンスでの“お掃除”の意味

もちろんメインテナンスでは、専門的なクリーニングも行います。
ただし、歯石除去ステイン(着色)を落とすこと自体がゴールではありません。
「リスク部位をどう改善するか」を考えつつ、プラークや歯石をしっかり除去することで、
むし歯・歯周病リスクをさらに下げるのが本来の目的なんです。

4. メインテナンスで得られるメリット

  • むし歯や歯周病の早期発見・予防が可能
  • 少ないコスト短い治療時間で歯を守れる
  • 自分のリスク部位を把握し、セルフケアの質が向上
  • 快適な口腔環境で、食事や会話を楽しめる

メインテナンスを習慣化すれば、口の中の安定も長期的に維持できるのです。

5. まとめ

メインテナンスの目的は、“歯をキレイにする”だけではありません。
最も重要なのは、むし歯や歯周病のリスク部位を見極めて管理し、再治療を予防すること。
湘南予防・歯科室では、皆さんのリスクをしっかり把握し、最適な予防プランを提案しています。
お口の健康を守るために、ぜひメインテナンスを活用してみてくださいね!

湘南予防・歯科室 院長 坪川 正樹

寒川の歯医者|湘南予防歯科室

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「唾液がもつ驚きの力」~口腔ケアに活かそう~

「唾液がもつ驚きの力」~口腔ケアに活かそう~こんにちは!
湘南で口の中を守りたい気持ちNo.1の湘南予防・歯科室です

むし歯の原因として「菌」「食生活」などが挙げられる一方、
それらと戦い、歯を守ってくれる力があることをご存じですか?
その名も「唾液の力」
唾液には、緩衝能自浄作用免疫作用などがあり、
むし歯や口腔内トラブルから歯を守る重要な働きをしています。
さあ、この唾液の魅力を知って、今日からのケアに活かしましょう!

目次

  1. 1. 唾液ってなに?
  2. 2. 唾液の主な3つの作用
  3. 3. 唾液量を増やす方法
  4. 4. 口腔ケアにどう活かす?
  5. 5. まとめ

内容

1. 唾液ってなに?

唾液は99%以上が水分ですが、酵素抗菌成分などを含んだ、
とても大切な“体液”のひとつです。
1日に約1~1.5リットルほど分泌され、食事や会話の時に口の中を湿らせたり、
食べ物の消化を助けたりと、実はさまざまな役割を担っています。

2. 唾液の主な3つの作用

① 緩衝能(かんしょうのう)
食べ物や飲み物で口の中が酸性に傾いたときに、唾液が中和してくれます。
これにより、歯が溶ける(脱灰)の進行を抑える効果が期待できます。

② 自浄作用
「唾液の水分」で食べカスや菌を洗い流すイメージです。
口の中が乾くと、菌が繁殖しやすくなりますが、唾液が潤っているときは菌の増殖を抑制できます。

③ 免疫作用
唾液には、抗菌物質が含まれており、むし歯菌や歯周病菌と戦う力を持っています。
さらに、粘膜を保護して傷つきにくくする働きも注目されています。

3. 唾液量を増やす方法

  • よく噛んで食べる:ガムや噛みごたえのある食品で唾液分泌アップ
  • 水分補給:こまめに水を飲み、口の乾きを防ぐ
  • 口周りのマッサージ:唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)を刺激
  • ストレス管理:リラックスすることで唾液の出も良くなる

口呼吸が多い方は鼻呼吸を意識すると、口内の乾燥を防ぐのにも役立ちます。

4. 口腔ケアにどう活かす?

唾液がしっかり出る状態を作るだけで、むし歯歯周病の予防に大きく貢献します。
さらに、普段のブラッシングフロス・歯間ブラシで物理的に汚れを落とすことで、
唾液の働きがより高まります。
定期的に歯科医院でクリーニングを受け、唾液パワーを最大限に発揮できる状態を整えましょう。

5. まとめ

唾液は緩衝能・自浄作用・免疫作用を通して、お口の健康を守る“頼れる存在”です。
むし歯や歯周病を防ぐために、唾液がしっかり分泌される工夫と、適切なブラッシング&定期ケアを取り入れてみてください。
湘南予防・歯科室では、唾液検査口腔ケア指導を行い、お一人おひとりに合ったアドバイスをしています。
ぜひお気軽にご相談くださいね😊。

湘南予防・歯科室 院長 坪川 正樹

寒川の歯医者|湘南予防歯科室

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6月のお知らせ

今月の火曜大人診療日は10日、24日です。

また、6日(金)午前中は臨時休業です。

ご不便おかけしますが、よろしくお願い致します。

寒川の歯医者|湘南予防歯科室

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歯周病が引き起こす全身の影響~健康を守る予防法~

歯周病が引き起こす全身の影響~健康を守る予防法~こんにちは!
湘南で口の中を守りたい気持ちNo.1の湘南予防・歯科室です

当院の院長は歯周病の認定医であり、東京科学大学歯周病学分野の非常勤講師も務めています。
近年の研究では、歯周病と全身疾患とのかかわりが注目されており、なぜ歯周病が他の病気を悪化させるのかを探る多角的なアプローチが盛んです。
今回は、そんな歯周病と全身の関係について詳しく解説し、健康を守るための予防法をお伝えします。

目次

  1. 1. 歯周病が全身に影響する理由
  2. 2. どんな全身疾患と関係があるの?
  3. 3. 歯周病はなぜ悪化する?
  4. 4. 健康を守るための予防法
  5. 5. 専門家の視点でのサポート

内容

1. 歯周病が全身に影響する理由

歯周病は、歯茎や歯を支える骨に炎症が起こる病気です。
炎症が進むと、細菌や炎症性物質が血管を通じて全身に巡り、
免疫系や血管系への負担となることがわかっています。
そのため、「歯周病が全身の病気を悪化させるのでは?」といった可能性が注目されているのです。

2. どんな全身疾患と関係があるの?

研究が進んでいる代表的な疾患としては、心疾患
糖尿病誤嚥性肺炎、さらに
早産などが挙げられます。
特に糖尿病は、歯周病と相互に影響し合う関係があるとも言われています。
血糖コントロールが悪化すると歯周病が進行し、歯周病が悪化すると血糖値のコントロールが乱れる…
まさに「負のスパイラル」が生じることがあるのです。

また、歯周病と早産の関連性については、妊娠中に歯周病が進行すると炎症性物質が増え、
出産時期に影響を及ぼす可能性
が示唆されています。妊婦さんにとってもお口のケアが大切ですね。

3. 歯周病はなぜ悪化する?

歯周病の最大の原因は、歯垢(プラーク)に潜む細菌

  • ブラッシング不足歯間ケア不足で菌が増加
  • 喫煙:血行が悪くなり、歯茎の免疫力が低下
  • ストレスや睡眠不足:免疫バランスが崩れやすい
  • 糖尿病:血糖コントロールと歯周病は相互に影響

こうした要因が重なって炎症が慢性化すると、細菌がさらに増殖していきます。

4. 健康を守るための予防法

歯周病を防ぐためのキーワードは「こまめなケアと定期的な検診」です。
ブラッシングに加えて、歯と歯の間のフロスや歯間ブラシなどの活用は必須。
さらに、歯科医院でのプロによるクリーニングで歯石やプラークを徹底除去することが大切です。
加えて、生活習慣の見直し(禁煙、バランスのよい食事、ストレス管理)も欠かせません。

5. 専門家の視点でのサポート

当院の院長は歯周病の認定医であり、東京科学大学歯周病学分野の非常勤講師として
研究・教育に携わっています。
歯周病と全身の病気とのかかわりを踏まえ、より専門的な視点で予防や治療プランを提案できます。
歯周病が気になる方、また全身の健康を意識している方、そして妊娠をお考えの方も、ぜひお気軽にご相談くださいね。

まとめ

歯周病は「お口だけの問題」ではなく、全身の健康にも大きく影響する可能性があります。
心疾患や糖尿病、誤嚥性肺炎、早産といったリスクを高める一因にもなり得るからこそ、
定期的なケアと専門家のチェックが大切です。
湘南予防・歯科室では、歯周病の認定医があなたの健康をトータルにサポートいたします。
ぜひ一緒に、歯と体を元気に保つための予防を始めましょう!

湘南予防・歯科室 院長 坪川 正樹

寒川の歯医者|湘南予防歯科室

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「むし歯はどうしてできるの?」知っておきたいリスク要因

「むし歯はどうしてできるの?」知っておきたいリスク要因こんにちは!
湘南で口の中を守りたい気持ちNo.1の湘南予防・歯科室です

「あの時、甘いものを食べてそのまま寝てしまったから…」というように、
一瞬の出来事でむし歯ができると思われている方が意外と多いんです。
しかし、実際のお口の中はそんなに弱くありません
歯は常に“溶ける(脱灰)”“再び強くなる(再石灰化)”を繰り返しているのです。
それでもむし歯になってしまうのは、“溶ける”ほうにバランスが傾き続けるから。
今回は、そのリスク要因や仕組みを分かりやすく解説します。

目次

  1. 1. 歯は常に溶けたり強くなったりを繰り返す?
  2. 2. なぜ一瞬ではむし歯になりにくいの?
  3. 3. むし歯ができる仕組み~バランスが崩れるとき~
  4. 4. 実際にどんなリスクがある?
  5. 5. リスク要因を知って予防をはじめよう

内容

1. 歯は常に溶けたり強くなったりを繰り返す?

むし歯というと、“一度溶けたらもう終わり” というイメージがあるかもしれませんが、
実は歯のエナメル質は脱灰(溶ける)と再石灰化(強くなる)を
日々繰り返しています。
食事などによって酸が発生すると脱灰が進みますが、唾液の働きなどで
再石灰化が起こり、自然に元へ戻ろうとする力が働くのです。

2. なぜ一瞬ではむし歯になりにくいの?

甘いものを食べたり、歯を磨かずに寝てしまったりという“一瞬の出来事”で
すぐに大きな穴が開くわけではありません。
なぜなら歯には、自ら回復しようとするチカラが備わっているから。
一時的に酸が強まっても、再石灰化がしっかり働けばむし歯は防がれることが多いのです。
つまり、“少しずつ溶ける方へ傾く状態”が長く続くことが問題なんですね。

3. むし歯ができる仕組み~バランスが崩れるとき~

歯が脱灰と再石灰化を繰り返す中で、酸の影響が強い時間が増えたり、
唾液の量や質が低下したりすると、再石灰化が追いつかなくなります。
その結果、“溶ける方”が優勢になり続けると
むし歯として穴が開いていくわけです。
これが、むし歯が少しずつ進んでいく仕組みと言えます。

4. 実際にどんなリスクがある?

  • 頻繁な間食
    何度も糖分(酸のもと)を取ると、再石灰化が間に合わず脱灰が進みやすい。
  • 唾液量の減少
    加齢・ストレス・薬の副作用などによって唾液が少ないと、自然回復が追いつきにくい
  • 不適切なブラッシング
    プラークがたまり、菌が酸を産生しやすい環境に。
    特に歯と歯の間はむし歯リスクが高い。
  • 食生活の偏り
    栄養バランスが乱れると、歯や唾液の健康に影響が出やすい。

5. リスク要因を知って予防をはじめよう

むし歯は“突然できる”というより、“少しずつ溶ける方へ傾く状態”が続く結果です。
頻繁な間食や唾液量の低下磨き残しや歯並びなど、
自分に潜むリスクを把握して対策を講じれば、むし歯の予防はぐっと進みます。
湘南予防・歯科室では、一人ひとりに合ったリスク管理やブラッシング指導をしています。
気になる方はぜひご相談くださいね😊。

まとめ

むし歯は、「あの時甘いものを食べて寝ちゃったから」という
一瞬の出来事だけで急に大きくなるわけではありません。
歯はもともと回復力があり、溶けたり強くなったりを繰り返しています。
ただし、溶ける力>強くなる力が長く続いてしまうと、
むし歯が進行してしまうのです。
日ごろの習慣を見直し、脱灰と再石灰化のバランスを整えることで、
むし歯リスクをぐっと下げることができますよ。

湘南予防・歯科室 院長 坪川 正樹

寒川の歯医者|湘南予防歯科室

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ゴールデンウィークのお知らせ

5月3日(土)から5月6日(火)まで休診となります。

5月7日(水)より通常通りの診療です。

ご不便おかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

寒川の歯医者|湘南予防歯科室

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5月のお知らせ

今月の火曜大人診療日は13日、27日となります。

また、2日(金)午前中は臨時休業になります。

ご不便おかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

寒川の歯医者|湘南予防歯科室

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口臭が気になる方へ~セルフチェックと予防策~

こんにちは!
湘南で口の中を守りたい気持ちNo.1の湘南予防・歯科室です

当院でも「口臭が気になる」というご相談を多くいただきます。
しかし、実際には強い口臭がないにもかかわらず「気になってしまう」ケースも少なくありません。
もちろん、実際に口臭がある場合も原因は様々。
口臭の原因を知り、正しいセルフチェック予防策を実践すれば、必要以上に悩まずに済むはずです。
ここでは、大きく3つの原因とセルフチェック&予防のポイントをお伝えします。

目次

  1. 1. そもそも口臭は本当にある?
  2. 2. 口臭の主な3つの原因
  3. 3. セルフチェックの方法
  4. 4. 予防策&ケアのポイント
  5. 5. 気になる方はご相談を

内容

1. そもそも口臭は本当にある?

東京科学大学の「息さわやか外来」で学んだ経験からも、「実際には口臭がないのに気になる」方が一定数いらっしゃるのを実感しています。
一度気になると、「人が離れていくのでは…」とか手で口を押さえながら話すなど、精神的な負担が増えてしまうことも。
まずは「本当に口臭があるのかどうか」を客観的に確認することが大切です。

2. 口臭の主な3つの原因

一口に口臭といっても、原因は大きく3つに分かれます。

  • ベロ(舌苔)の菌が増えるケース
  • 歯周病が進行して菌が増えるケース
  • お腹(消化器系)の不調から匂いが出るケース

マスク生活で自分の口臭を意識し始めた方も多いですが、無臭の口というのは実はほとんどないんですよ。

3. セルフチェックの方法

● 自分の息を「嗅ぐ」簡単な方法
コップに息を吐いて、その匂いをすぐに嗅ぐ/手の甲を舐めて乾かしてから嗅ぐ、などのやり方があります。
ただし、自分では慣れてしまってわかりにくいこともあるため、客観的なチェックが理想的です。
大学の専門外来では、専用の機械で口臭を測定し、実際にどうなのか判定することもできます。

4. 予防策&ケアのポイント

● 舌苔の除去
舌専用ブラシややわらかい歯ブラシで、ベロの表面をやさしくケア。
● 歯周病対策
定期的なクリーニングと、歯と歯の間のケアを徹底。
● 生活習慣の見直し
消化器系トラブルが原因の場合は、食事内容やストレスもチェックしましょう。
● 水分補給
口内が乾燥すると菌が繁殖しやすくなるため、こまめな水分補給が大切です。

5. 気になる方はご相談を

口臭にお悩みの方は、まずは歯科医院で状態を確認してみるのがおすすめです。
当院では、一人ひとりの原因を見極めながら、最適なケア方法をご提案しています。
必要以上に悩む前に、専門家にご相談ください。
きっと気持ちがラクになるはずです😊。

まとめ

口臭は、「本当にあるのか」、「何が原因か」で対処が変わります。
舌苔、歯周病、またはお腹の問題…原因に合わせたケアが重要です。
また、自分の口臭が気になるあまり、過剰に悩んでしまうケースも。
湘南予防・歯科室では、皆様のお悩みに寄り添い、科学的に口臭の状態をチェックした上で
最適な対策を一緒に考えます。
ぜひ、お気軽にご相談くださいね。

湘南予防・歯科室 院長 坪川 正樹

寒川の歯医者|湘南予防歯科室

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